2023年04月13日

ラフティングとは

ラフティングとは?ラフティングの歴史や魅力についてご紹介!

自然があふれる激流の中を、ゴムボートに乗って水を浴びながら川を下る、「ラフティング」が人気急上昇中です。ハラハラ・ドキドキのスリルを味わいながら、急流を下るラフティングは、男女を問わず楽しめます。この記事では、初心者でも気軽にチャレンジできるラフティングについて詳しく紹介します。

1. そもそもラフティングとは

最近話題のラフティングについて、詳しい知識を持っている方はそれほど多くないでしょう。

まず、ラフティングについて紹介します。

1-1. ラフトボートに乗って急流を下る

ラフティングは、ゴム製のラフトボートといわれるボートに乗って、急流を川下りするスリリングなレジャースポーツです。海外と違い、日本ではレースは多くなく、一般的にはツアー会社が参加者を集め、集まった人たちが激流下りを楽しんでいます。ラフトボートに乗船するにあたり、レクチャーを受け、漕艇能力があり、レスキュー能力も持つガイドが乗船します。救命胴衣をまとい、安全が確保されたうえでガイドの指導の下に川下りが行われます。

1-2. 6人~10人乗りのラフトボートが主流

ラフトボートは川の大きさなどで異なりますが、6人から10人乗りのタイプが主流になっています。急流を下るだけでなく、流れが穏やかな場所をみんなで力を合わせてボートを漕ぐ楽しみもあります。ラフティングが日本で知られるようになったのはここ20年ほどです。日本発のアドベンチャーでなく、ラフティングはアメリカで発祥し、戦後、日本に入ってきました。

2. ラフティングの歴史

ラフティングはアメリカで生まれたレジャースポーツで、アメリカやカナダ、オーストラリアなど、世界で楽しまれています。

2-1. ラフティングはアメリカで人気

ラフティング発祥の有力な説は、1811年にワイオミング州のスネークリバーでおこなわれた川下りです。この川下りが最初のラフティングとして定着しています。

当時は木製のボートで川下りをしていました。現在のようなラフティングのスタートは、1842年にアメリカのコロラド川で行われた川下りといわれています。

それ以後、現在のようなゴム製のラフトボートを使い、パドルで漕ぐスタイルのラフティングが主流となり、発展していったと考えられています。

2-2. 日本のラフティングの歴史

日本では1976年の「リバーベンチャー選手権大会」が、日本のラフティングの始まりといわれています。この大会には大学の探検部が参加し、速さを競っていました。ただし、当時は注目を集めるようなイベントではありませんでした。その後、徐々にメディアがラフティングを取り上げられるようになり、大きな河川がある自治体もラフティングに力を入れるようになりました。とくにこの10年ほどでラフティングがブームになってきました。

3. ラフティングは魅力がいっぱい

ラフティングの魅力は、自然があふれるアウトドアで手軽に楽しめるレジャースポーツという点です。

一人の人間が単独で激流の中を川下りするとなると、体力・筋力をつけ、ボートの操船技術を学び、用具も必要になります。

その点ラフティングは、川下り用のラフトボートが用意され、備え付けの救命胴衣を着用し、熟練した指導員のもとでスリリングな川下りが手軽に楽しめます。

3-1. 日本のラフティングができる河川

近年、日本各地の河川でラフティングが体験できるように、全国各地にツアー会社が設立されています。ラフティングガイドも増え、用具も身近になり、多くの方が手軽にラフティングを楽しめるようになりました。 ラフティングが有名な日本の河川は、主に以下のとおりです。

・北海道:ニセコ・尻別川
・栃木県:鬼怒川
・群馬県:水上川
・埼玉県:長瀞川
・東京都:奥多摩川
・長野県:万水川
・岐阜県:長良川
・静岡県:富士川
・奈良県:吉野川
・和歌山:北山川
・京都府:保津川
・高知県、徳島県:吉野川
・高知県:四万十川
・熊本県:人吉・球磨川

また、大河川の支流になる中小河川でもラフティングが体験できるようになり、地域観光の人気イベントになっている所もあります。

4. ラフティングの服装

ラフティングは競技というよりも娯楽で、レジャースポーツとして楽しまれています。

しかし、自然を相手にするレジャーのため、どんな格好でもいいわけではありません。おしゃれしながらラフティングが楽しめるよう、機能性を備えた服装も大切です。

4-1. ラフティングに水着は必需品

ラフティングは水に濡れることも楽しみの一つです。そのため水着を用意しておきましょう。思いっきりラフティングを楽しむには、水しぶきを浴びたり、川に入ったりすることがあります。必ず水着を着用しておきましょう。また、季節によっては寒さ対策が必要になることもあり、水着の上から着られるウエットスーツも用意しておきましょう。水着の注意事項として、女性はビキニスタイルを避けなければなりません。川に落ちたときにとれることがあるため、ビキニの場合は上着としてTシャツを着ましょう。ビキニ禁止のコースもあります。

4-2. 夏季はTシャツと短パンが必須

夏の暑い時期はウエットスーツを着用してもよいのですが、猛暑はウエットスーツでは暑すぎることもあり、男性、女性共にTシャツと短パンを用意しておくと快適です。

4-3. 足もとは濡れてもいい靴

ラフティングを楽しむと足元は水で濡れます。岩場や川底など、滑りやすい場所を歩くこともあるので、転倒予防や怪我予防のために靴選びは重要です。靴がびしょ濡れになることを前提に、ラフティング用に1足持っていきましょう。かかとが低く、簡単に脱げない靴がおすすめです。なお、ラフティングが盛んな河川のエリアには、ラフティング用具一式すべてをレンタルで借りることもできます。レンタルを上手に使うのもおすすめです。

5. まとめ

ラフティングは大自然に触れられるアドベンチャースポーツです。

日本国内には川下りが楽しめる川がたくさんあり、川ごとに特色が異なり、ラフティングの楽しみ方も変わります。それぞれ特色あふれる川下りに出かけましょう。

「株式会社Awake Soul」は埼玉県のラフティング名所、長瀞にあります。ラフティングツアーも多数企画しています。

ラフティングについて何でも相談してください。一緒に、ラフティングを楽しみましょう。